子供がガラスを割ってしまった、ボールが当たってヒビが入ってしまった、割れたわけではないけれど、防犯性能の高いガラスに交換したい…。窓ガラスについての要望は数多くあります。窓ガラスと一口に言ってもさまざまな種類があり、使用用途や機能性、値段などもそれぞれです。ガラスの特徴をしっかり押さえて、たくさんある中から最適なガラスを選んでください。

まずは、たくさんある窓ガラスについて、それぞれの特徴と施工料金を紹介します。

フロート板ガラスは、一般的によく使用されている普通のガラスです。透明のガラスなので視線をさえぎらず、可視性や採光性にすぐれています。外部からの視線が気にならない場所や、明るさが欲しい場所などに使われます。リーズナブルな値段で、厚さもさまざまです。

・施工料金
ガラス代2,000円＋作業代7,100円～
お求めやすい、リーズナブルな価格設定となっています。

型板ガラスとは、フロート板ガラスの一方の面に凸凹の加工を施したものです。室外、室内ともに使用可能で、凸凹により外からの視線を防いでくれます。そのため、プライバシーを確保したいトイレや浴室、玄関などによく利用されています。

・施工料金
ガラス代2,000円＋作業代7,100円～
片板ガラスも、フロート板ガラス同様、お求めやすい価格でご利用いただけます。

網入りガラスは、ガラスの中に格子状に金属製のワイヤーが入っていて、ガラスが割れたときに破片が飛び散るのを防いでくれます。火災時には、炎が燃え広がるのを防いでくれますが、防犯効果はありません。割れてもケガをしないように子供のいる家などに使われるほか、ワイヤーによるデザイン性があるので飲食店などでも使われています。透明の網入り磨きガラスのほか、視線をさえぎる網入り片板ガラスもあります。

・施工料金
網入り磨きガラス　ガラス代28,100円＋作業代9,200円～
網入り型板ガラス　ガラス代13,000円＋作業代9,200円～
透明の網入り磨きガラスと、視線を防ぐ網入り型板ガラスでガラス代金が変わってきます。

強化ガラスとは、通常のフロート板ガラスに高熱処理を施すことで、通常の3.5～4倍ほどの強度を持たせたガラスのことです。通常のガラスは、割れたときには刃物のような形状になり危険ですが、強化ガラスであれば細かく砕けるのでケガをする可能性を減らすことができます。窓ガラスだけでなく、室内の扉や収納扉などにも使われています。

・施工料金 ガラス代（見積もり要）＋作業代9,200円～ 強化ガラスにはさまざまな種類があり、強度や機能、大きさ、厚みなどによってお値段が異なります。

すりガラスは、ガラスの一方の面にすり加工を施しています。指紋などがつくと落ちにくいため、低い窓などよく触る可能性のある部分にはあまりおすすめしません。光を通しながらも視線をさえぎることができるので、プライバシーが必要なトイレや浴室、玄関などのほか、和室の障子のガラスにも使用されています。デザイン性が高いものも多くあり、インテリアにこだわりたい方などにも支持されています。

・施工料金
ガラス代2,300円＋作業代7,100円～
すりガラスも、比較的リーズナブルな価格でお求めいただけます。

防犯ガラスは、ガラスとガラスの間に防犯用の特殊フィルムを入れて加工しています。ガラスを割ろうとしても、特殊フィルムが衝撃を吸収して貫通を防ぐため、短時間では割りにくいのが特徴です。空き巣が侵入するのを遅らせたり、侵入をあきらめさせたりすることができます。1階や2階だけでなく、集合住宅の最上階などにもおすすめです。

・施工料金
ガラス代（見積もり要）＋作業代9,200円～
防犯ガラスも、防犯性能の高さによってさまざまな種類があります。防犯性能が高いものほど値段が高く、空き巣が侵入するのを遅らせることができます。

たくさんある窓ガラスの種類をそれぞれ見てきました。ご自宅の窓にはどのガラスが合いそうか、イメージできたでしょうか。ご紹介したガラス以外にもラインナップはご用意しておりますので、詳しくはぜひお問い合わせください。ガラスの値段や機能性のほか、家族構成や家族の年齢、生活パターン、ご自宅の周囲の環境なども考慮に入れてガラス交換をすることで、ご自宅のセキュリティや快適性を高めるお手伝いをさせていただきます。