毎日の生活の中では、火事にならないように火器の取り扱いに注意しているという人がほとんどだと思いますが、火事はいつ起こるかわかりません。近隣の火事に巻き込まれるということも考えられます。万一の事態に備えて火災保険に入っているという人もいるかと思います。そこでさらに安心を得たい、という方におすすめなのが防火ガラスです。一般的な家庭のガラスだと、耐熱性ではないため、高温の炎により割れてしまい、火炎が室内に進入してしまいます。防火ガラスに交換することで、火災が起こった時に火炎が室内の入ることを防ぐことができます。

防火ガラスは主に2種類あり、それぞれに特徴があります。

従来の住宅や建物で多く用いられているガラスです。板ガラスに金網が入っているガラスで、火事の時に万が一破損してしまっても、割れたガラスを金網が支えることで崩れ落ちるのを防ぐことができ、火炎が室内に進入するのを抑えることができます。また、破片が金網に引っかかるので、飛散しにくいので、ガラスの破片による傷害を軽減・防止することができます。さらに金網によってガラス存在を確認することができるので、普通の透明な板ガラスと比べて衝突事故を防止することができます。

建築用の板ガラスに超強化処理や特殊加工を施した、耐熱ガラスです。網入りガラスのように網が使われていないので、一般のガラスと見た目は同じガラスですが、その強度は一般ガラスの6倍、強化ガラスの2倍も優れています。万が一破損してしまっても、粒状の破片になるガラスなので安全です。網が無いことで、外観が綺麗に見え、広々とした解放感のある空間を生み出すことができるようになりました。

防火ガラスの製品は様々です。網入りガラスと防耐火ガラスで分けて紹介します。

①網入り磨きガラス
②網入り型板ガラス
金網を入れた網入りのガラスはひし形にワイヤーを入れられたヒシワイヤや角形にワイヤーを入れられたヒシワイヤなどさまざまです。また、表面がでこぼこしたタイプの網入り型板ガラスもありますが、そのどれも外観はあまり重視しておらず防火に特化したガラスです。東京ドームなど大型の施設の防火設備の部分で多く用いられています。とにかく防火にこだわりたいという人にはこちらがおすすめです。

①マイボーカ
網無しのガラスなので、外をくっきりとみることができます。また、防火性能はしっかりとありながら薄く軽く扱いやすいので、サッシへの負担が軽減します。施工や搬入時の負担が軽減されるので、お客様だけでなく、搬入や施工に携わる方にも扱いやすいです。また、ペアガラスでもあるので、断熱・遮熱の効果もあるので、省エネにもいいです。防火もしたいけど外観にもこだわりたい、そして扱いやすいガラスがいいという欲張りな方におすすめです。

※対応不可な場合があるため、まず一度電話でご相談ください。

施工料金はガラスの種類や状況によって異なってきます。網入り磨きガラスは作業時間が30分～60分でガラス代28,100円(WKH)+作業代9,200円～です。網入り型板ガラスは30分～60分でガラス代13,000円(WKH)+作業台9,200円～です。マイボーカなどは要相談になりますので、網入りガラスではなく防耐火ガラスをご希望の方はお問合せください。

ご家庭のガラスを防火ガラスに交換することで、万が一火事が起きても自宅の火事なら延焼を防ぎ、近隣の火事であれば、中に火炎が入ってくるのを防ぐことができるので、安心です。少しでも安全に安心して生活するために窓ガラスを防火ガラスにしませんか？まずはお電話でご相談ください！